「工場を経営しました」
レポート:ゆき
会社経営をしてみました。
週末、ゲームで会社経営を学ぶという講座を受講したのです。
私、実生活ではこれでも一応自営業。
社会の仕組みや経済のケの字も知らないはもしや無謀??
と、前から気になってたんですが、そろそろそういうことを知っていてもいいお年頃だし、ゲームならなんかよく分からない世界に足を突っ込むきっかけには最適かも、と思い受講を決意。 結果、なかなか面白かったです。目からウロコが落ちまくりでした。
内容は、社会の仕組みをデフォルメしてあるゲームを使用し、(トータル・ゲームっていうらしい。)資本金300円で1ターンを1年として全10回、10年間会社(工場)経営する。
そのなかで、自分がお金に関してどんなパターンを持っているかをみていくというもの。
このゲームが感心するくらいうまいことできているの!まさに経済社会の縮図!!
このゲームを始める前は、 大きい会社のほうが儲かるとか、安く買って高く売れば儲かるだろうとか簡単に考えていましたが、そんな単純なものじゃありませんでした。
安いとこばかりから買ってると高い市場が回らなくて結局売れない社会ができちゃったり。
会社の大きさ、雇用人数、生産量の大さ、借金の額、仕入れの代金とか、何が決め手で利益を生み出しているかを分析しようとするけど、どうやら一概には言えない様子。すごく微妙。
タイミングとか、周りの状況とか、とにかくむちゃむちゃ複雑!!
ゲームは4人でやるのですが、人数が多かったので3つに分かれてやりました。
そこでまた不思議なのが、好況不況に関わらず、参加者全員儲かっているチームもあれば、参加者全員儲かってないチームもあったりするんです。
誰かが儲かれば誰かが損をする、という訳でもないらしい。
全く不可解。
規則に当てはめてみようと思ってもどうしても当てはまらないの。
私の頭は終始これをロジックに捕らえよう捕らえようとしていましたが、途中からそれはもう不可能と判断してやめました。
経済社会ってフシギー。
私が個人的に学んだのは、
●自分の会社の状況のみじゃなくて、市場の動きとかバランスとか他の会社の動きも見ること。
●自分だけ儲けようとは思わずに、市場や他の会社にも貢献すると自分にも回ってくること。
うーむ。深い。。。
なんだかコミュニケーションのようです。
やさしくするとやさしくされるっていうような、ああいう感覚にすっごく似てる。
昔、「ユダヤ人大富豪の教え」っていう本を読みました。 その中のユダヤ人の大富豪は、「世の中に豊かさを提供すればするほど自分も豊かさを受け取ることができる」というようなことを言っていましたが、まさにそれを思い出しました。
そしてほんとにそうなのだな?と、体験からちょっぴり実感。
経済はもっと冷たいもののイメージでしたが、なんか生き物のようなんですね。
結局人間的なバランス感覚が問われるのかもな〜。という感想です。
そんな私の会社経営の結果は、
へぇー。うまくいくと面白い
で、みんなが豊かになったら結局気分もいいのね。
非常に勉強になりました。
また試してみたい!
レポーターさんが関わっているWebsite
Revista Mais Brasil - レヴィスタ マイス ブラジル
http://www.revistamaisbrasil.com/
(2008年1月19日(土)20日(日)フリースタイルにて開催)
会社経営をゲームで学ぶ会は好評でした。
開催希望の方はお気軽にご連絡ください。
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