フリースタイルで「ゲームで学ぶ会社経営講座」<トータル・ゲーム>を開催しました。
とても楽しく熱く盛り上がったり、どんよりと落ち込んだり、淡々と進んだり、その場の雰囲気がいろいろと変るのがとても興味深かったです。
市場は人が形成しているので、感情とか無意識が大きく影響をしているのです。
会社経営ゲームは、300円を資本金の会社を経営者の立場で運営します。
このお金は子供銀行のような紙ではなく、実際のお金を使います。
リアル感があります。
市場から材料を買い、工場で製品を作り、販売するというシンプルなものです。
このゲームは製造業をモデルにしています。
ところが、これはいろんな分野に応用できます。
僕達のようなセラピスト、カウンセラー、コーチなどの相談業の方にも応用できます。
また大好きなことを仕事にしたい方にもお薦めです。
多くの幸せな小金もちや経済自由人の方が経営している家族のように顔が見えチームワークを重視する会社経営に最適です。
1つのゲーム盤に4人まで参加することが可能です。
4人の経営者が1つの市場を作ります。
今回は8名の参加者で2つ市場ができました。
それぞれ違った“場”ができました。
エネルギー(お金)がグングン回っていた市場の方々。(途中バブルはじける)
エネルギーが停滞していた市場の方々。
グラフは資本金が1期1年毎に会計をした結果です。
会社にある現金と資本金は別物なんですね。
ここの違いも会社員時代にはさっぱりわからなかった面白い所です。
従業員→自営業→ビジネス・オーナー→投資家の順で見ている視野が広がります。
僕的には今回のトータル・ゲームでビジネス・オーナーと投資家の見ている視点が何かがわかりました。
視野が広くなることは、人間の本質を深く見ることと同じことである。
ただ自分の内側を見るだけでなく、外側の世界を見ることで自分の奥深い部分が見えてくるのだ。
もうひとつ面白かったこと。
結果、会社を倒産させた人が二人いました。
これって不幸なことかと思うでしょ?
ところが、この二人の顔がむちゃくちゃ輝いていたのです。
普段出来ない行動をすることで何かが見えたようですね。
ゲームだからこそ体験ができるので、いろんな挑戦をするのも醍醐味のひとつです。
そして一人の行動が周りに伝染していくのが面白い。
みんなつながっているのです。
影響を受けあっているのです。
このつながりも製品や材料などの物理なつながりだけでなく、感情的なつながりもあるんです。
見える世界のつながりと見えない世界のつながりがしっかりとあるのです。
それが市場という目に見える形で現れているのですね。
人間が作り出す世界って本当に興味深いですね。
ゲーム後に感想や氣づきをシェアして、スリーインワンの技術を使って、みんなの無意識のパターンを見つけました。
「嫉妬」がテーマでした。
脅かされた感じがして勇気が持てないという感情的なパターンです。
その感情ストレスを解放して、皆がよりよくなる選択をしました。
さらにみんなの顔が晴れやかになりましたね!
僕は教えてもらう知識はなかなか身につかないと感じています。
#といいつつ情報をたくさんインプットしています。
本を読んだり、テープを聴いても忘れることがいっぱいです。
ところが、実際の体験を通じて“気づいたこと”は一生忘れません。
この“気づき”は“知識”よりも大切な“知恵”になっていきます。
皆様のそれぞれの氣づきを大事にしてください。
それがワークショップで得た一番の財産です。
そして氣づきからさらに経験して深めていきましょう!
(2007年1月6日フリースタイルにて開催)
会社経営をゲームで学ぶ会は好評でした。
大阪での開催依頼も来ています。興味がある方はご連絡を。
開催希望の方はお気軽にご連絡ください。
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